というのが、一般的な印象かもしれません。
会議などの場で、「具体的に言うとどういうこと?」という質問が、
日々繰り返されているかもしれませんね。
一方で、あまりに具体論ばかりになってしまうと、
発想が広がらず、狭い視野の議論に終始してしまうかもしれません。
俯瞰する視点での議論は、
細かい具体性は見えないかもしれませんが、
全体感・方向感の把握のためには、
非常に有効だと思います。
全体感が共有されないままの具体論は、目的を見失う可能性も
高まってしまうかもしれません。
抽象的なコンセプトレベルの話ばかりで、
具体性に欠けることは困りますが、
具体的な話ばかりで、コンセプトがはっきりしないことも、
同様に困ってしまうのではないでしょうか。
抽象論と具体論を、意図的にスパイラルさせて、
コンセプトも、具体的なところも、
ブラッシュアップさせていくことが、大切かもしれません。
以前に書いた、混沌と秩序の話とも関係しそうですね。