イギリスBBCが制作した、ロックの歴史を描いた番組を、
NHK BSで今週放送しています。
中学・高校時代に、どっぷりロックを聴いていた世代の私にとって、
とても興味深く、なつかしい感覚になる番組です。
第3回放送の、パンクロックの回はとくに印象深いです。
高校生当時、私は、セックス・ピストルズが大好きでした。
すでにそのときは、ピストルズは解散していたのですが、
輸入レコード屋さんに通っては、
レアなレコードを買い求めていました。
ベルギー盤のライブアルバムとかがあったような。
ある時代に流行った音楽というのは、
その時代の象徴のような印象があります。
昔よく聴いていた曲を聴くだけで、
それを聴いていた時代の様子を、
ありありと思い出すことができますよね。
時代のコンテキストが、音楽と結びついている気がします。
そのときの時代が音楽をつくり、音楽がその時代をつくる。
そのようなスパイラルを、イメージしました。