レベル5: 継続して実践している
レベル4: 実践したことがある
レベル3: 知識はある(説明できる)
レベル2: 聞いたことはある(説明はできない)
レベル1: 聞いたことがない(全く知らない)
2019年5月14日火曜日
「実践度」の5段階
2012年9月14日金曜日
不可能を可能にしたアポロ13号に学ぶ
何か問題が起きたとき、競うように推測が飛び交い、混乱に拍車がかかることがある。大切なのは「事実」であって「推測」ではない。
教訓:組織文化がフラットになっているだろうか。フラットな組織をつくろうとして、組織図だけフラットにしていないか。
「あきらめない」という価値観と同様である。
教訓:任せたと言いながら、あれこれ細かい指示を出していないだろうか。任せられる若手を、日頃から育てているか。
上記エピソードは、アポロ計画という特別なプロジェクトでの話であるが、自らの働き方や組織に置き換えても、決して大げさすぎるという話ではないと感じる。
2010年1月18日月曜日
アイデアの歩留まり
生産現場などでよく使われる言葉だと思います。
辞書をひいてみると、
「加工に際し、使用原料に対する製品の出来高の割合(大辞林)」
とあります。
不良品を少なくすることを、「歩留まりを上げる」と
言うことも、よくありますよね。
ところで、
製造業の品質の高さが、これまで日本の強みの一つであったのだと思いますが、
これは、「歩留まりを極限まで上げて行こう」というアプローチが、
功を奏してきたのだと思います。
「歩留まりを上げよう、品質を上げよう」というメッセージは、
疑いの余地のない、否定できない考え方のように思えます。
この考え方を、愚直に実行してきたからこそ、
工業立国としての日本が、今まで成り立ってきたのかもしれません。
しかし、企業の中の仕事を見渡してみたときに、
今、多くの企業が、
「新しい価値作り」がなかなかできない、
という課題に直面しているのではないでしょうか。
この、新しい価値作りというフェーズで、
もし、「歩留まり第一、品質第一」という価値観が、
組織を支配してしまったとしたら、
はたして、新しい価値が生み出せるかどうか。
光るアイデアを出せる人・組織は、
その何倍・何十倍もの、
光らなかったアイデアを出しているものです。
価値のモトとなる「新しいアイデアの歩留まり」という表現があるとすれば、
その歩留まりは、とても低い、という認識が、
まずは必要かもしれません。
低い歩留まりに対抗するには、
「数多くのアイデアを出す」こと、
それらのアイデアをバカにしないこと、
足りない部分を、補い合うこと、
そして、
つねにポジティブに向き合うことが、
大切なのではないか、とおもう今日この頃です。
2009年3月23日月曜日
できない理由を並べてみると、やるための条件が見えてくる
つい、いろいろなことを想定して、「むずかしそうだな...」と、
ネガティブな気持ちになることがあると思います。
そんなとき、
「できない理由を並べてないで、とっととやりなさい!」
という上司からの叱咤激励は、
時には効き目があるかもしれません。
一方で、そんな上司が成功体験を得た時代と今では、
世の中の複雑さの度合いが、ずいぶん異なってきていることも、
また事実だったりします。
「尻込みせずに、やればいいだけ」では済まないこともあるでしょう。
そんなときは、
「ここはひとつ、まず、できない理由を並べてみようか(^^;)」
とやってみると、面白いかもしれません。
出来ない理由を挙げることは、結構簡単にできるはずです。
出来ない理由を挙げていくと、
不思議なもので、情けない気持ちになってきたりして、
「なんでできないだっけ、この程度のことを」と、
自問自答したくなったりします。
また、現状ではできないが、この条件があればできるはず、
というところに、気づきやすくなるかもしれません。
「やれ!」と言われると、
「そんな簡単じゃないよ」と
反発したくなります。
「できないよね?」と言われると、
「いや、こうやるとできるんじゃないですか」と、
思わず言ってみたくなります。
ある意味単純ですが、
人間の感情って、
そういうことなんじゃないかな、と
思ったりします。
自分の内面にある、「あまのじゃく」を、
うまく利用してみるということでしょうか。
2009年2月5日木曜日
答えがひとつに定まらない時
そこに、たった一つの正しい答えがある、
という前提を、無意識にもちながら、
探してしまっていることが、
よくあるのでなないかと思います。
学生時代に、試験問題に答えを書く訓練を受けてきた
私たちにとって、それは、
無意識の行動になっていると言ってもいいかもしれません。
現実の世界では、答えが一つに定まらない、
いろんな答えがありえる状況に、直面します。
そんなとき、裏付けデータなどを調べながら、
唯一の正しい答えらしきもの(最適解)を
導きだそうと、努力するかもしれません。
解を見つける当事者みんなが、納得できるものが
見つかればいいのですが、
データで証明できることばかりではないのが、
また現実です。
答えに近づく努力をした結果、
一つに絞れない状況になったとき、
大切になるのが、意思決定ではないでしょうか。
データで証明された答えが導けない場合、
なにを拠り所として、意思決定を行うのか。
これが、組織のリーダーに求められる資質なのかもしれません。
2009年1月22日木曜日
「試しにつくる」ことの大切さ
新しいことへのチャレンジを行うときには、
とても大切なプロセスだと思います。
「試作」や「プロトタイピング」、あるいは、
「模型づくり」、「モックアップ」という言葉で
表現されることが多いと思いますが、
デザイン・建築・工業製品の開発などの世界では、
通常よくやられていることだと思います。
平面に描かれたスケッチや設計図を、
立体として試作してみることで、
思わぬ設計上の齟齬(そご)が発見できたり、
作って手にとってみることで、
新たなアイデアが発想できたりすることがあります。
このようなモノづくりのプロセスだけでなく、
「コトづくり」についても、
「試してみる」ことは、重要なプロセスではないか
と、同時に思ったりします。
私の仕事の中で、組織変革プログラムのデザインと
その組織浸透を行うことがあるのですが、
これは、「コトづくり」といえるかもしれません。
今までと違うやり方、考え方に、組織を変えていく、
これは、非常に難しい仕事です。
トップの方に、その新しいやり方、考え方に
賛同していただけた場合、「よし!すぐに全社展開だ!」
と言っていただくこともあるのですが、
その場合は、「まずは試しに、小さな単位で始めませんか?」
と問いかけるのが、私たちの仕事になります。
小さな単位(少人数)での「試し実践」の中で、
自組織にとって、やりやすい方法をみつけながら、
少しずつ単位を広げていく、
はじめから大きな単位で始めると、
混乱と反発だけが残るのではないでしょうか。
「試してみる」ことを実践するときの一つのポイントは、
「素早く」試すこと、だと思います。
素早く試して、軌道修正、この繰り返しのサイクルを
何度も回してみる。
これが、よい方向に進んでいくための、
最も早い方法ではないでしょうか。
参考文献:発想する会社!