2012年9月29日土曜日

iPadで外付けキーボード

iPadを使い始めて3台目になるが、今まではカバーも保護フィルムも付けずに裸で使ってきた。iPad本体は、最新のテクノロジーを駆使して1グラムでも軽さを追求しているのに、カバーをつけて重くしたくないという感覚だった。

とはいうものの、常に手に持って使うことになるので、650グラム程度の重さがジワジワと持つ手に効いてくることも事実だったりする。やはり風呂フタカバーを付けて、テーブル上に置きやすくしたほうがいいかなと、使うたびに思ったりしていた。

そんな中で、キーボードとしても使えるタイプのカバーが日々進化していることを知り、LogicoolのUltrathin Keyboard Cover TK710を購入してみた。

BluetoothでiPadに接続する外付けキーボードとして使う時は、iPadをタテでもヨコでも、キーボードのわずかなくぼみに引っ掛けるようにして立てかけることができる。

持ち運ぶ時には、Apple純正の風呂フタカバーのように、マグネットでカチッと取り付ければよい。

キーボードを打ちつつ、画面操作は画面タッチで行うという感覚は今まで経験したことがなかったが、少し使うだけで慣れてくるものだ。

読むツールとしてiPadを使ってきたが、これからは書くツールとしても活用できそうだ。そうなると、ますますMacBook Airとの使い分けが悩ましくなってくるのだが。

Ultrathin Keyboard CoverとiPad

2012年9月14日金曜日

不可能を可能にしたアポロ13号に学ぶ

人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号。その次の12号も成功。さらに打ち上げられた13号は、世間の注目も低くなり始めていた。そして想定外の事故が起きる。

月に向かって飛行中、宇宙船の一部が爆発し、月着陸どころか地球に戻ってこれるかどうかもわからない危機的な状態に陥ってしまった。しかし、宇宙飛行士と地上の管制官たちの驚異的な努力により、地球生還を果たした。

映画にもなったアポロ13号。この事故は、「最も成功した失敗」と呼ばれているそうだ。テレビ番組でも何度も放送されていて、つい昨日もNHKのBSで放送されていた。この放送を見ていて、組織のあり方、働き方の理想について、あらためて多くの教訓を得ることができた。そのいくつかを書いてみる。

推測で状況を悪くするな

アポロ13号で事故の発生が明らかになり、動揺する管制室のメンバーに向かってフライトディレクターがこのように呼びかけたそうだ。

何か問題が起きたとき、競うように推測が飛び交い、混乱に拍車がかかることがある。大切なのは「事実」であって「推測」ではない。

教訓:事実でなく、推測を前提に仕事を進めていないだろうか。

現場の人間には現実がよくわかるが、管理側には見えていない

一部が爆発した宇宙船に乗っている宇宙飛行士には、事の重大さがわかっているが、警告ランプやモニター越しでしか様子をつかめない管制室では当初、「また警告ランプの誤作動か」くらいの認識しかなかったという。

教訓:現場から問題が上がってきたとき、管理側の自分はそれを軽視していないだろうか。軽視する根拠はなにか。自分の過去の経験は、軽視する根拠にはならない。

問題解決につながるアイデアがあれば、組織のどんな偉い人でも話を聴いてくれる

13号の事故の直後から、飛行士たちを無事に帰還させるためのあらゆる努力がなされたが、問題解決につながるアイデアを持っている人であれば、管制室のメンバーだけでなく設計のエンジニアであっても、その意見を聴いてくれる組織風土があったそうだ。

教訓:組織文化がフラットになっているだろうか。フラットな組織をつくろうとして、組織だけフラットにしていないか。

意思決定者が誰かが明確である

アポロ計画では、最終的な意思決定者は、NASAの長官でもなく、大統領でもなく、管制室にいるフライトディレクターが最終的な意思決定権を持っていた。大事な意思決定を行う必要がある時、意思決定の遅れが致命的になることがある。

現場の責任者(フライトディレクター)が最終的な意思決定者となり、組織のトップは支援者として現場を支える。これが、迅速な意思決定を行うための鉄則だ。

教訓:自分の仕事の最終意思決定者が誰か知っているだろうか。その人と自分の間に信頼関係はあるだろうか。

解決策は必ずある。絶対にあきらめない

アポロ計画に携わった人々が共有していた価値観。このような価値観が根底にあるからこそ、月着陸という偉業が成し遂げられ、さらには13号の絶体絶命の危機をも乗り越えられたのだろう。

教訓:できない理由を考えることが得意になっていないだろうか。あきらめる理由をいつも探していないか。

パニックになっても何も解決しない

「あきらめない」という価値観と同様である。

教訓:あれこれ大声で指摘するだけに終始していないだろうか。すぐに「責任」という言葉を持ちだしていないか。

全体に興味を持ち、自分の担当以外のことも勉強している

アポロ13号の事故で、電源不足の解決策をまかされたのは、26歳の担当官であったそうだ。彼は、自分の担当以外の分野も広く興味をもって勉強していて、フライトディレクターの信頼も厚かったそうだ。

深く、かつ広く知ろうとする好奇心が、自分の得意領域を豊かにする。深いだけでは視野が狭まり、得意領域が応用できなくなるということだろう。

教訓:専門バカになっていないだろうか。自分の仕事の範囲を、自分で狭めようとしていないか。

よし任せた。やってみろ

上記26歳の担当官に、フライトディレクターがかけた言葉。細かい指示はせず若手に仕事を任せると、任された若手の「やる気」に火がつく。

教訓:任せたと言いながら、あれこれ細かい指示を出していないだろうか。任せられる若手を、日頃から育てているか。


上記エピソードは、アポロ計画という特別なプロジェクトでの話であるが、自らの働き方や組織に置き換えても、決して大げさすぎるという話ではないと感じる。

2012年9月13日木曜日

WebクリッピングはEvernoteのClearlyが便利

保存しておきたいWebページに出会ったとき、Evernoteにクリッピングするようにしている。Evernoteを使い始めた時はWebクリッパーを使っていたが、しばらくして、Clearly(クリアリー)を使うようになった。

Webクリッパーは、Webページのレイアウトを保ったまま保存したい場合に便利だが、広告などの不要な部分がゴチャゴチャあるページの場合、必要な場所だけを切り出すことが難しい場合もあり、結局ページ全体をクリッピングせざるを得ないことが多い。

一方で、Clearlyを使うと、Webページ中の本文だけが抽出され、スッキリとしたレイアウトでクリッピングすることができる。ただし、元のレイアウトはなくなり、シンプルなブログのようなレイアウトになる。文字情報中心のニュース記事などのクリッピングに適しているだろう。Webページの元のレイアウトがなくなってしまうことに、最初は抵抗があったが、使い続けていくうちに、シンプルなレイアウトでのクリッピングに慣れてしまい、気にならなくなった。

Clearlyを使うもう一つのメリットがある。複数のページに分割されているWebページ(「次へ」をクリックしながら読み進むタイプのページ)の場合、例えば5ページに分割されていれば、Webクリッパーの場合は1ページずつクリッピングする必要がある。ところがClearlyを使うと、それが分割されたページであることを自動的に認識し、一気に5ページ分をクリッピングできる場合がある(Webページの作りによっては、複数ページであることを認識してくれないこともある)。この機能に気づいたときは、感動してしまった。

最近のアップデートで、Clearlyでのクリッピング時に文字をハイライトできる機能が追加され、ますます使いやすくなったようだ。

関連記事:Evernoteの使い道

2012年9月5日水曜日

スコッチウィスキーをトワイスアップで

ウィスキーはスコッチを好んで飲んでいる。どんな飲み方にするかで楽しみも広がるものだ。

以前はオン・ザ・ロックで飲んでいたが、最近はリバイバルヒットしているハイボールを缶で飲むことが増えた。

自宅でじっくり飲みたいときは、トワイスアップという飲み方もよくやる。常温の水で倍に割るだけ。水割りと違って氷は入れない。

トワイスアップはウィスキーのブレンダーが試飲する時の飲み方、と聞いたことがある。適度にアルコールが薄まって、味と香りが引き立つのかもしれない。

グイグイ飲みたい時にはビールが欠かせないが、ウィスキーのトワイスアップをゆっくり飲むのもいいものだ。

美味いウイスキーをゆっくり飲む

2012年9月4日火曜日

チャーシューで選ぶラーメン

ラーメン店に入ると、まずはチャーシュー麺から選ぶことが多い。チャーシューが美味い店はテンションが上がる。

店によっては、チャーシューと角煮が同時に乗ったものを選べたりする。そんな時は、「明日は小食にしよう」と誓って注文してしまう。

チャーシューの味は、それぞれの店の個性が出ていて興味深い。最近出会うのは「炙りチャーシュー」。柔らかいチャーシューを厚めに切り、それを七輪などで炙ってある。寿司店で食べる炙りマグロや炙りサーモンも美味いが、もともと火が通っているチャーシューをさらに炙るので、チャーシュー自体がやわらかいことが美味さの秘訣のようだ。

以前、博多で長浜ラーメンに連れていってもらったことがある。本場の豚骨ラーメンを堪能しながら替え玉を頼もうとした時、メニューに「替え肉」というのがあることに気づいた。迷わず替え玉と同時に替え肉を頼んだ。替え肉が美味かったので、さらに注文すると、連れてきてくれた地元の知り合いが「替え肉を2回する人を初めて見た」と笑われたことを思い出す。

南麻布どらいちの優麺(ゆうめん)には炙りチャーシューが乗っている

2012年9月3日月曜日

いつも生姜焼きを注文してしまう

ランチを食べに食堂に入ると、ご飯とみそ汁がついた定食をよく注文する。中でも生姜焼き定食を注文することが多い。

生姜焼きが美味い店はもちろん、初めて行く店の場合もとりあえず頼んでしまう。定番としての安心感があるとともに、その店の味を代表しているような気がしている。

メインの生姜焼きの出来と、ご飯の炊き方が良かったりすれば、この上ない幸せだ。

白金のあかね食堂にて

2012年9月2日日曜日

テレビ番組を録画で見る

テレビ番組を見るときは、自宅のレコーダーで録画したものを見ている。この習慣は長年継続していて、ざっと25年くらい前からかもしれない。

HDDレコーダーが登場する前は、VHSや8ミリビデオで録画予約していた。その後、HDDの登場で録画予約が簡単になり、録画した番組を見る習慣がすっかり定着してしまった。録画した番組なら、一時停止させたりもう一度見直したり、早送りしたりが自在にできる。

25年の間で、ビデオデッキ3台とHDDレコーダー5台を使い継いできたが、直近の3台はキーワードで自動録画できるタイプを使っている(ソニーのおまかせ・まる録機能)。

この機能は、自分が興味のあるキーワードを一度登録しておけば、その文字が番組情報に含まれる番組を、自動で録画してくれるというものだ。自動で録画された番組は、実際のところは見ずに消すものがほとんどだが、たまに面白い番組を発見することがある。

深夜や早朝、平日の昼間に放送されているものなど、リアルタイムでは見ることのない時間帯に、興味深い番組が放送されていることもあり、この機能でそのような番組と出会うことができて面白い。

常時、録画予約中

2012年9月1日土曜日

一人飲みで街を知る

居酒屋といえば、気のあう合う仲間と飲むことが多いが、一人飲みもまた別の楽しみがある。

たまに泊まりの出張があったときなどは、その街の居酒屋に立ち寄ることにしている。

以前は一軒でじっくり飲んでいたが、今は三軒くらいハシゴする。ハシゴといっても、一軒で一杯一品を楽しみ30分くらいで次の店へ移るという具合だ。

はじめての場所で一軒だけではもったいない。何軒が行ってみると、その街の雰囲気が垣間見えたりして面白い。

とある居酒屋でフローズン八海山に出会う