新しい価値を生み出そうとするとき、
創造力(creativity)
の重要性は、常に意識されることだと思う。
一方で、日本語では同じ読み方になる
想像力、すなわちimaginationも、
creativityと同様に、重要なのではないか。
この「想像」という言葉は、日本語では、
ネガティブな意味で使われることがある。
「想像の話じゃなくて、現実味のある話をしてくれないか?」
という感じで。
しかし、創造(creation)という行為は、
想像(imagination)を形にする行為に他ならないのではないかと思う。
imaginationが形をともなったとき、
それは「想像の産物」でなく、
現実の価値を表すものとなるだろう。
imaginationの豊かさが、
creativityの能力と大いに関係しているはずだ。
創造力の低下をなげく前に、
想像力が発揮できているかを気にかけておきたいと思う。