2010年10月20日水曜日

創造力と想像力

新しい価値を生み出そうとするとき、

創造力(creativity)

の重要性は、常に意識されることだと思う。

一方で、日本語では同じ読み方になる

想像力、すなわちimaginationも、

creativityと同様に、重要なのではないか。

この「想像」という言葉は、日本語では、
ネガティブな意味で使われることがある。

「想像の話じゃなくて、現実味のある話をしてくれないか?」

という感じで。

しかし、創造(creation)という行為は、
想像(imagination)を形にする行為に他ならないのではないかと思う。

imaginationが形をともなったとき、
それは「想像の産物」でなく、
現実の価値を表すものとなるだろう。

imaginationの豊かさが、
creativityの能力と大いに関係しているはずだ。

創造力の低下をなげく前に、
想像力が発揮できているかを気にかけておきたいと思う。