2010年10月14日木曜日

内面の美しさが外観に現れる

その対象がなんであれ、
美しいと感じるものは、
その内面の美しさが滲みだしてきたのだ、
と思うことがある。

「外観は、内面の表れである」という考え方は、
多くの場合に当てはまる、という印象。

本当の美しさは、中身がないと表現できないのではないだろうか。

「機能美」という言葉がある。
目的を達成するための機能が実現されたとき、
そこに美しさが宿る。

ある目的のための機能を実現する手段は、おそらくたくさんある。
その手段のうち、余計な飾りが取り除かれ、本質がデザインされたとき、
美しいと感じるのだろう。
ゴルフクラブは、その設計思想が、美しさに現れやすい工業製品の一つであろう。構えたときに、「これならうまく打てる」という感覚を与えてくれるクラブは、そのスペックだけでは語れない美しさを持っている。