2012年9月13日木曜日

WebクリッピングはEvernoteのClearlyが便利

保存しておきたいWebページに出会ったとき、Evernoteにクリッピングするようにしている。Evernoteを使い始めた時はWebクリッパーを使っていたが、しばらくして、Clearly(クリアリー)を使うようになった。

Webクリッパーは、Webページのレイアウトを保ったまま保存したい場合に便利だが、広告などの不要な部分がゴチャゴチャあるページの場合、必要な場所だけを切り出すことが難しい場合もあり、結局ページ全体をクリッピングせざるを得ないことが多い。

一方で、Clearlyを使うと、Webページ中の本文だけが抽出され、スッキリとしたレイアウトでクリッピングすることができる。ただし、元のレイアウトはなくなり、シンプルなブログのようなレイアウトになる。文字情報中心のニュース記事などのクリッピングに適しているだろう。Webページの元のレイアウトがなくなってしまうことに、最初は抵抗があったが、使い続けていくうちに、シンプルなレイアウトでのクリッピングに慣れてしまい、気にならなくなった。

Clearlyを使うもう一つのメリットがある。複数のページに分割されているWebページ(「次へ」をクリックしながら読み進むタイプのページ)の場合、例えば5ページに分割されていれば、Webクリッパーの場合は1ページずつクリッピングする必要がある。ところがClearlyを使うと、それが分割されたページであることを自動的に認識し、一気に5ページ分をクリッピングできる場合がある(Webページの作りによっては、複数ページであることを認識してくれないこともある)。この機能に気づいたときは、感動してしまった。

最近のアップデートで、Clearlyでのクリッピング時に文字をハイライトできる機能が追加され、ますます使いやすくなったようだ。

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