2011年10月2日日曜日

知的ににぎわう場所としての図書館

自宅の近所には、自転車で5分くらいのところに区立や都立の図書館があるので、週末に立ち寄ることがちょくちょくある。

図書館という場所は、静かにするところと、子供の頃に教わった覚えがある。確かにどの図書館に行っても、たいてい静かだ。閲覧席で一人静かに本や雑誌をめくることは、大切な時間であるということには同感である。

そう思う一方で、おしゃべりできる図書館というのも、あってもいいのではないかと思う。数人で連れ立って、本や雑誌の内容をネタに、ワイワイしゃべることができたら、それは、知的ににぎわう場として魅力的なのではないだろうか。

学生でいえば、授業を受けたあとの休み時間に、廊下で友人と、授業の内容をあれこれ確認し合うような感覚感覚かもしれない。このようなおしゃべりが、本質的な学びにつながっていくのではないかと思う。

図書館の入り口に、右側は静かに読む図書館、左側はおしゃべり図書館というような案内がでているようなところがないものかと思う。

居心地のよいカフェにたくさんの蔵書あり、広めのテーブルに本やノートを広げられるような場所。おしゃべり図書館とは、そんな場所かもしれない。