iPadが発表されましたね。
形や機能など、昨年末からの噂どおりといった感じで、
大きな驚きはなかったものの、
これからのコンピューティングデバイスの、
新たな形態の試み、といえるものだと思います。
従来のコンピューティングデバイスは、
キーボードというハードウェアの存在が、
ほぼ必須条件として考えられてきました。
電子ブックの普及で先行したAmazonのKindleでさえ、
ハードウエアとしてキーボードを搭載しています。
iPod touchやiPhoneで、テンキーというハードウェアを取り去り、
マルチタッチスクリーンに置き換えたAppleにとって、
iPadの形態、すなわちハードウェアとしてのキーボードを取り去った形は、
自然な進化と言えるのかもしれません。
iPadは、「パーソナルコンピュータ」の技術を使いながらも、
人々がそれを、「パーソナルコンピュータ」と呼ばなくなるデバイスかもしれませんね。
この「多機能な板(a multifunctional slate)」は、どんなカテゴリーを切り開くのか、
興味はつきません。
それはともかく、
iPadの発表の場で、Steve Jobs氏の舞台には、
ソファが置いてありました。
「iPadを使う日常の風景とは、こんな場面だよ」
ということを、見せたかったのだと思います。
パーソナルコンピュータが、仕事の道具として一般化した今、
パーソナルコンピュータそのものが、あまり魅力的でない存在に
なってきているのかもしれません。
机にむかって、顧客や上司のメールを目を血眼(ちまなこ)にして読み、
懸命に返信をするための道具になっているのではないでしょうか。
iPadは、
「コンピューティングパワーは、もっと楽しいことに使えるはずだ」
「コンピューティングパワーを、リラックスした場面で使おうよ」
という、提案なのかもしれませんね。
2010年1月31日日曜日
2010年1月18日月曜日
アイデアの歩留まり
「歩留まり」という言葉は、
生産現場などでよく使われる言葉だと思います。
辞書をひいてみると、
「加工に際し、使用原料に対する製品の出来高の割合(大辞林)」
とあります。
不良品を少なくすることを、「歩留まりを上げる」と
言うことも、よくありますよね。
ところで、
製造業の品質の高さが、これまで日本の強みの一つであったのだと思いますが、
これは、「歩留まりを極限まで上げて行こう」というアプローチが、
功を奏してきたのだと思います。
「歩留まりを上げよう、品質を上げよう」というメッセージは、
疑いの余地のない、否定できない考え方のように思えます。
この考え方を、愚直に実行してきたからこそ、
工業立国としての日本が、今まで成り立ってきたのかもしれません。
しかし、企業の中の仕事を見渡してみたときに、
今、多くの企業が、
「新しい価値作り」がなかなかできない、
という課題に直面しているのではないでしょうか。
この、新しい価値作りというフェーズで、
もし、「歩留まり第一、品質第一」という価値観が、
組織を支配してしまったとしたら、
はたして、新しい価値が生み出せるかどうか。
光るアイデアを出せる人・組織は、
その何倍・何十倍もの、
光らなかったアイデアを出しているものです。
価値のモトとなる「新しいアイデアの歩留まり」という表現があるとすれば、
その歩留まりは、とても低い、という認識が、
まずは必要かもしれません。
低い歩留まりに対抗するには、
「数多くのアイデアを出す」こと、
それらのアイデアをバカにしないこと、
足りない部分を、補い合うこと、
そして、
つねにポジティブに向き合うことが、
大切なのではないか、とおもう今日この頃です。
生産現場などでよく使われる言葉だと思います。
辞書をひいてみると、
「加工に際し、使用原料に対する製品の出来高の割合(大辞林)」
とあります。
不良品を少なくすることを、「歩留まりを上げる」と
言うことも、よくありますよね。
ところで、
製造業の品質の高さが、これまで日本の強みの一つであったのだと思いますが、
これは、「歩留まりを極限まで上げて行こう」というアプローチが、
功を奏してきたのだと思います。
「歩留まりを上げよう、品質を上げよう」というメッセージは、
疑いの余地のない、否定できない考え方のように思えます。
この考え方を、愚直に実行してきたからこそ、
工業立国としての日本が、今まで成り立ってきたのかもしれません。
しかし、企業の中の仕事を見渡してみたときに、
今、多くの企業が、
「新しい価値作り」がなかなかできない、
という課題に直面しているのではないでしょうか。
この、新しい価値作りというフェーズで、
もし、「歩留まり第一、品質第一」という価値観が、
組織を支配してしまったとしたら、
はたして、新しい価値が生み出せるかどうか。
光るアイデアを出せる人・組織は、
その何倍・何十倍もの、
光らなかったアイデアを出しているものです。
価値のモトとなる「新しいアイデアの歩留まり」という表現があるとすれば、
その歩留まりは、とても低い、という認識が、
まずは必要かもしれません。
低い歩留まりに対抗するには、
「数多くのアイデアを出す」こと、
それらのアイデアをバカにしないこと、
足りない部分を、補い合うこと、
そして、
つねにポジティブに向き合うことが、
大切なのではないか、とおもう今日この頃です。
2010年1月12日火曜日
2010年1月11日月曜日
TVにつないだMacで使うBoxee
TVにつないだMacを、
Apple純正の簡易リモコン(Apple Remote)で操作したいとき、
OSの標準機能であるFront Rowを使えば、
iTunesに入っている音楽やビデオ、iPhotoに入っている写真を
観ることができます。
さらに、YouTubeなどもリモコンで操作したい場合、
Boxeeというフリーソフトで実現できるようです。
Boxee経由で、YouTubeやFlickrを観ることができ、
リモコンで操作できる範囲が、
Front Rowに比べて大きく広がります。
Apple純正の簡易リモコン(Apple Remote)で操作したいとき、
OSの標準機能であるFront Rowを使えば、
iTunesに入っている音楽やビデオ、iPhotoに入っている写真を
観ることができます。
さらに、YouTubeなどもリモコンで操作したい場合、
Boxeeというフリーソフトで実現できるようです。
Boxee経由で、YouTubeやFlickrを観ることができ、
リモコンで操作できる範囲が、
Front Rowに比べて大きく広がります。
TVにつないだMacを操作する方法
一つ前の記事で、
MacとTVをつないでみたと書きましたが、
早速、TVにつないだMacの操作方法が、
関心事となりました。
Mac(またはPC)をTVにつなぎ、
TV画面を観ながら操作しようとする場合、
ソファーなどでくつろぎながら操作する場面が想定されます。
そうすると、
TV単体の場合と同様に、
手に持つリモコンで操作したくなります。
Macの場合、Front Rowの機能を使って、
Apple Remote(Apple純正の簡易リモコン)で、
音楽やビデオの操作はできますが、
その他の操作は、その簡易リモコンではできず、
マウスやキーボードを使いたくなる場面が出てきます。
今のところは、Bluetooth接続のマウスを使い、
マウスを手元にもってきた状態で、必要な操作をやってみていますが、
手持ちで操作できるトラックボールのようなデバイスが
欲しい気分になってきます。
プレゼンテーション用に、そのようなデバイスが市販されているようなので、
いくつか検討してみようかと、思っています。
ちなみに、
AppleTVの場合は、
文字入力も含めて、
簡易リモコンですべてを操作するようにデザインされています。
MacとTVをつないでみたと書きましたが、
早速、TVにつないだMacの操作方法が、
関心事となりました。
Mac(またはPC)をTVにつなぎ、
TV画面を観ながら操作しようとする場合、
ソファーなどでくつろぎながら操作する場面が想定されます。
そうすると、
TV単体の場合と同様に、
手に持つリモコンで操作したくなります。
Macの場合、Front Rowの機能を使って、
Apple Remote(Apple純正の簡易リモコン)で、
音楽やビデオの操作はできますが、
その他の操作は、その簡易リモコンではできず、
マウスやキーボードを使いたくなる場面が出てきます。
今のところは、Bluetooth接続のマウスを使い、
マウスを手元にもってきた状態で、必要な操作をやってみていますが、
手持ちで操作できるトラックボールのようなデバイスが
欲しい気分になってきます。
プレゼンテーション用に、そのようなデバイスが市販されているようなので、
いくつか検討してみようかと、思っています。
ちなみに、
AppleTVの場合は、
文字入力も含めて、
簡易リモコンですべてを操作するようにデザインされています。
2010年1月10日日曜日
MacとTVをつないでみる
Macと大画面TVをつないで、Mac上で再生したビデオなどを大画面で観てみようと思い立ち、接続ケーブルなどを買って実践してみた。
従来の自宅の環境では、既にAppleTVを介してMacとTVはつながっているが、今回はMacの外部ディスプレーとしてTVを活用してみる。
使用する機材は、以下の通り。Mac本体・TVとも、数年前の機種。
■Mac本体
・MacBook White MA700J/A (Intel Core 2 Duo 2GHz)
・OSバージョン: Mac OS X 10.5.8
・外部ディスプレーポート: Mini-DVI
■TV
・Panasonic TH-37PX500 (37型プラズマTV)
・映像入力端子: HDMI 1系統
■AVアンプ
・YAMAHA DSP-AX863
・HDMI入力: 3系統
・HDMI出力: 1系統
■スピーカー
・BOSE Wave Radio/CD
■接続ケーブル(デジタル映像)
・Apple Mini-DVI to DVI Adapter
・BUFFALO BSHD07D50 (HDMI <-> DVI-D 5m)
■接続ケーブル(アナログ音声)
・ステレオミニプラグ <-> ピンプラグ
以上の機材を、以下のように接続してみた。結構ややこしい。
□映像系の接続
MacBook ←→ Mini-DVI to DVI Adapter ←→ DVI-D to HDMI ケーブル ←→ AVアンプ ←→ HDMIケーブル ←→ TV
□音声系の接続
MacBook ←→ ステレオミニプラグ to ピンプラグ ケーブル ←→ BOSE Wave Radio/CD
TVにHDMI入力が1系統しかないため、AVアンプをHDMIセレクターとして使っている。
音声がアナログのため、とりあえず、ミニステレオ(BOSE)でつないでいるが、このへんはデジタル化も含めて要検討。
この接続で、AppleTVがいらなくなるのかどうか、ちょっと使ってみようと思う。
従来の自宅の環境では、既にAppleTVを介してMacとTVはつながっているが、今回はMacの外部ディスプレーとしてTVを活用してみる。
使用する機材は、以下の通り。Mac本体・TVとも、数年前の機種。
■Mac本体
・MacBook White MA700J/A (Intel Core 2 Duo 2GHz)
・OSバージョン: Mac OS X 10.5.8
・外部ディスプレーポート: Mini-DVI
■TV
・Panasonic TH-37PX500 (37型プラズマTV)
・映像入力端子: HDMI 1系統
■AVアンプ
・YAMAHA DSP-AX863
・HDMI入力: 3系統
・HDMI出力: 1系統
■スピーカー
・BOSE Wave Radio/CD
■接続ケーブル(デジタル映像)
・Apple Mini-DVI to DVI Adapter
・BUFFALO BSHD07D50 (HDMI <-> DVI-D 5m)
■接続ケーブル(アナログ音声)
・ステレオミニプラグ <-> ピンプラグ
以上の機材を、以下のように接続してみた。結構ややこしい。
□映像系の接続
MacBook ←→ Mini-DVI to DVI Adapter ←→ DVI-D to HDMI ケーブル ←→ AVアンプ ←→ HDMIケーブル ←→ TV
□音声系の接続
MacBook ←→ ステレオミニプラグ to ピンプラグ ケーブル ←→ BOSE Wave Radio/CD
TVにHDMI入力が1系統しかないため、AVアンプをHDMIセレクターとして使っている。
音声がアナログのため、とりあえず、ミニステレオ(BOSE)でつないでいるが、このへんはデジタル化も含めて要検討。
この接続で、AppleTVがいらなくなるのかどうか、ちょっと使ってみようと思う。
2010年1月2日土曜日
Webページの好きなところだけプリントできるツール
新年早々、とても便利なWebツールを見つけました。
Webページを印刷するときに、
所望の部分だけを選んでプリントできるツールです。
http://www.printwhatyoulike.com/
BookmarkletをWebブラウザに登録しておくと、
さらに便利だと思います。
使い方は、
プリントしたいWebページのURLを、
上記ページに入力するか、
プリントしたいWebページを表示させた状態で、
Bookmarkletをクリックするか、
で、プリントさせたい部分を選べる画面になります。
プリントさせたい部分をクリックしていき、
左側の、"isolate"ボタンを押すと、
その部分だけが表示され、
あとは、Webブラウザでふつうに印刷するだけです。
Webブラウザの標準機能になってほしいくらい、
便利な機能だと思います。
Webページを印刷するときに、
所望の部分だけを選んでプリントできるツールです。
http://www.printwhatyoulike.com/
BookmarkletをWebブラウザに登録しておくと、
さらに便利だと思います。
使い方は、
プリントしたいWebページのURLを、
上記ページに入力するか、
プリントしたいWebページを表示させた状態で、
Bookmarkletをクリックするか、
で、プリントさせたい部分を選べる画面になります。
プリントさせたい部分をクリックしていき、
左側の、"isolate"ボタンを押すと、
その部分だけが表示され、
あとは、Webブラウザでふつうに印刷するだけです。
Webブラウザの標準機能になってほしいくらい、
便利な機能だと思います。
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