2020年5月5日火曜日

MacのChromeブラウザをKioskモードで起動する

Mac上で、なんらかのWebサービス、例えばGoogle Earthにアクセスしたい場合、
  1. Webブラウザ(Chromeなど)を起動
  2. Google Earthを検索
  3. 検索されたURLをクリック
という順番でアクセスすることができるが、
  • デスクトップにあるアイコンをダブルクリックするだけ
でアクセスする方法もあるようだ。すこしややこしいが、以下の手順でできる。

準備

  1. ターミナルを起動
  2. open -n -a 'Google Chrome' --args '--app=https://earth.google.com/web/' と打ち込み、Google Earthの画面が起動することを確認する

シェルスクリプトアプリの作成

  1. Automatorを起動
  2. 「書類の種類」で「アプリケーション」を選択
  3. アクションの検索窓に「シェル」と入力して検索し、「シェルスクリプトの実行」を選択
  4. open -n -a 'Google Chrome' --args '--app=https://earth.google.com/web/' を入力
  5. ファイルメニューから保存を選び、フォーマットをアプリケーションとして保存。ファイル名は任意(Google Earth.app など)
このようにしてつくったアイコンをダブルクリックすると、シンプルなChromeのウィンドウが立ち上がる。タブやURLの表示窓、ブックマークバーも表示されないKioskモードで立ち上がるので、全画面表示で使いたいWebアプリに好都合だ。

上記はGoogle Earthの例であるが、https:// で始まるURLの部分に表示したいWebサービスのURLを指定して、Webサービスごとにシェルスクリプトアプリアイコンを作っておけば、それらのWebサービスをアプリのように起動することができる。