2011年8月13日土曜日

トラックパッドで操作するMac OS X Lion

注文したMac Book Air 11インチが先日届き、
新しいOSである"Lion(Ver.10.7)"と共に使い始めてみた。

特に意識しなければ、
Snow Leopard(Ver.10.6)のMacと同様な操作感で使うことができるが、
マルチタッチのトラックパッド上で行う「ジェスチャー」と、
新しく加わったLaunchpad、
そして「フルスクリーンアプリケーション」の組み合わせによって、
Mac OSが、iPad的な操作感を目指し始めたことが強く印象づけられた。

システム環境設定の「トラックバッド」の設定で、
細かく機能をカスタマイズできるが、
1本指から4本指まで、いろいろな本数の指で、いろいろな動かし方、
すなわち「ジェスチャ」を行うことで、
iPad上で直接画面にタッチしながら行う動作に近い操作感を与えようとしている。

この機能に加え、
Launchpadによって、まるでiPadのホーム画面のように、
アプリケーションが画面に並んで表示されるし、
起動されたアプリケーションを、
フルスクリーンで表示することもできるので、
見た目は、iPadとかなり似通った雰囲気になる。

AirのLaunchpad画面(左)とiPad


ちなみに、Lionで採用された「フルスクリーンアプリケーション」の機能は、

Mac OS伝統のメニューバーを消して、
画面全体をアプリケーションが使い切るもので、
従来のバージョンでの「ウインドウの最大化」とは少し異なる。

アプリケーションによっては、
従来から独自にフルスクリーンを実装していたものもあったが、
Lionからは、OSがAPIを提供するようになったということであろう。

Launchpadからフルスクリーンでアプリを立ち上げると、
「キーボード付きのiPad」のような感覚になる。

ここまでiOSの操作感に近づこうとしているのであれば、
Macにもタッチパネルをつけて欲しいと思えてくる。

Airにタッチパネルがつくことで、かなり使い勝手がよくなるかもしれない。

理想を言えば、

OS X Lionが動くiPadとワイヤレスキーボードのセット

がほしい気がする。