2008年12月15日月曜日

結構便利なApple TV

iPod touchに続いて、先日、Apple TV (160GB)を購入してみた。

このデバイスは、TVという名前がついているせいか、誤解されやすいようだが、一言でいうと、

自宅のテレビをiPod化する装置

ということになるだろう(「MacでTV放送が見られる装置」ではない)。

このApple TV、登場したのは一年以上前だったと思うが、自宅のテレビに、HDMI入力端子が一つしかなく、既にそれが、HDレコーダに使われていたため、Apple TVをつなぐには、HDMI入力端子を増やす必要があるなぁということで、購入するかどうか二の足を踏んでいた。

HDMIセレクターを買うか、AVアンプを買うかを検討した結果、結局HDMI入力を3つもつAVアンプを買ったので、晴れてApple TVの接続環境が整い、購入に至った。

Apple TVを使い始めてみて、購入してよかったと日増しに思うようになった。

一つの理由は、Video Podcastをテレビ番組感覚で気軽に視聴できること。MacのiTunes上で見ることもできるが、大画面のテレビで、ソファでリラックスしながら見ることができることが、とても気に入っている理由だ。

もう一つの理由は、iTunesの音楽ライブラリをすべてApple TV上に転送しておけるので、Macの状態にかかわらずiTunesライブラリの音楽を聴けること。

音楽は、BGMとしてずっと流しておくことが多いが、Mac上のiTunesで音楽を流している場合、ソフトウエアのインストールなどでMacを再起動させるときに、音楽がとぎれてしまうことがちょっと残念だった。

Mac(やPC)という装置と、音楽再生装置は、別々にしておいたほうが、私の場合は心地いいようだ。

2008年11月4日火曜日

iPod Touchを使い始めました

先日、iPod touch (32GBの第2世代)を購入し、
使い始めました。

これまで3台の旧型iPodを使ってきましたが、
今回、touchを使ってみて、今までのiPodとは、

次元が違うデバイス

に感じました。

音楽専用に使う場合、
旧型やclassic版の使いやすさは、いうまでもないと思いますが、
touchは、音楽プレイヤーを軸にしながら、
PDAやゲーム機の方向に、健全な進化をしている、
といった感触です。

iPhoneが日本で発売になったとき、
購入するかどうか迷いましたが、
現在のところ、
電話の機能と、音楽プレイヤー(PDA機能付き)は、
別々のデバイスであったほうが、
私の場合は使いやすいのではないか、
という印象です。

電話しながら、touchの画面を見たい場面があるのでは、
という予想ですが、どれほどあるかはまだわかりませんが。

2008年9月28日日曜日

Less is more


仕事の一環として、ドイツ・ミュンヘンにある、BMW本社の博物館に行ってきました。
館内の壁に、Less is moreというメッセージを見つけました。

デザインを考えるとき、つい「付け足そうと」してしまうときに、
心に留めておきたい言葉です。

かわいいマドラー


先日、仕事で海外に行った際に立ち寄った、
ロンドン・ヒースロー空港のカフェででてきたマドラーです。
キリンのながーい首がかわいいですね!

2008年8月12日火曜日

静寂をデザインするヘッドホン

先日、Bose社のQuietComfort 3というヘッドホンを購入しました。
周囲のノイズを消してくれる、ノイズキャンセリングヘッドホンです。

ノイズを低減する機能をもつヘッドホンは、ほかにもいろいろあるようですが、
Webなどを調べてみても、このヘッドホンの評判はいいようです。

装着したときに、周囲のノイズが消える感覚は、新鮮でおもしろく、
外したときに、「いつもこんなにノイズがあったのか」と、驚きます。

今までは、iPod付属のイヤホンを使っていましたが、
これからは、このヘッドホンが手放せなくなりそうです。

2008年6月29日日曜日

ポルシェ911の新型

ポルシェのケイマンに注目している今日この頃ですが、
911の新型がでたという記事を見かけました。

目玉は、新しいトランスミッションのようで、
ようやく、ツインクラッチの2ペダルMTになったようです。

非常に魅力的な進化ですね。
ケイマンやボクスターに、搭載されるのはいつ頃でしょうか。
心待ちにしています。

2008年6月28日土曜日

ParallelsからBoot Campに

自宅で、MacBookを使っているのですが、
Windowsも、たまに必要になることがあるので、
Parallels DesktopにVistaをインストールして、
1年ほど使っていました。

Windowsを自宅で使うことは、ごくたまにしかないため、
特に不自由していませんでしたか、
どうも最近、Vistaの動作が遅くなりすぎ、
使いづらい状態になってきました。

Mac OS上からVistaを起動できるのは、便利だったのですが、
起動したVistaがあまりに遅くなってしまったため、
Parallelsを使うメリットが、あまりなくなってきてしまいました。

そこで、Mac OS(Leopard)の標準機能であるBoot Campを使って、
Mac Bookを、Mac OSとVistaのデュアルブートにしてみたところ、
Vistaが快適に動くようになりました。

デュアルブートは使いにくいと思っていたのですが、
自宅でWindowsを使う頻度があまりないため、
Parallels上で重たい動作のままより、
Vistaで起動しなおして使うほうが、使いやすい印象です。

割り切って使えば、デュアルブートも悪くないなと思う、
今日この頃です。

2008年6月10日火曜日

カセットテープをiPodに

10代の頃に録りためたカセットテープが、
今でも部屋の片隅に置いてあります。

1980年代の頃、私が中学・高校生だった頃は、
FMラジオを録音することを、
「エアチェック」と呼んでいて、
好みの番組や曲を、カセットテープに録音していました。
当時のFM番組は、
録音されることを前提に放送されているものが多く、
曲のイントロと、DJのトークがかぶることなく、
曲だけを録音しやすいように、配慮されていました。

このように録りためていたカセットテープですが、
10年以上前にカセットデッキを処分して以降、
自宅で聞く手段がなくなってしまい、
最近までまったく放っておいていました。

先日、このカセットテープの山を処分しようかと思い立ち、
整理していたところ、
ラベルに書いてあるアーティスト名を見るたびに、
「もう一度聞いてみたい」
と思うテープが、たくさん出てきました。

いろいろ考えた末、先日電気店でカセットデッキを購入し、
1日1本程度のペースで、カセットテープに録音された音楽を、
iPodで聞ける形にしています。

やり方は思いのほか複雑で、
カセットデッキをMacにつなぎ、
Mac上で、GarageBandというDTMソフトウエアを使って、
テープの音を録音、そのデータをiTunesに転送、
という経路をたどって、ようやくiPodで聴けるようになります。

なかなか手間のかかる作業ですが、
20年以上前に録音したものが、
今だからこそ、また新鮮に聴こえてくることに、
すこしうれしさを感じてしまいます。

2008年5月11日日曜日

美しい車


2年ほど前に都心に引っ越した際に、
それまで乗っていた車を手放し、
今では、たまにレンタカーを借りたりしていますが、
最近、また車を持ちたくなってきました。

すぐに買うかどうかは決めていませんが、
今、とても気になっている車があります。
ポルシェのケイマン(Porsche Cayman)という車です。

ミッドシップ2シーターの、
コンパクトスポーツカーですが、
ポルシェの定番である911に負けず劣らず、
美しいスポーツクーペに仕上がっています。
特に、リアから見たフェンダーの丸みが
グラマラスで、セクシーな印象です。

この車を気に入ってしまった理由は、
その外観だけでなく、そのコンパクトなボディに、
ゴルフバッグを簡単に積み込めるという、
機能性にビックリしてしまったからです。

今日、自転車で散歩しているときに、
ポルシェのディーラーを見つけたので、
その車を見てきました。
立派なカタログをもらってきたので、
これからじっくり検討しようと思っています。

2008年3月3日月曜日

デザインの定義

デザインという言葉の定義を、自分なりに考えています。
以前の記事では、

混沌の中から本質を削りだす行為

と捉えてみました。
もう一つ、シンプルな定義として、
このように考えてみました。

「デザインとは、善意の工夫(くふう)である」

善くしようとする努力が、
工夫(くふう)となって実現したとき、
そこに、美しさが立ち現れるのではないでしょうか。

2008年2月19日火曜日

混沌の中から本質を削りだす

デザインという行為、
それを、美しく整えること、とだけ捉えることは、
もったいないかもしれません。

もう少し広く考えたとき、デザインとは、
混沌の中から本質を削りだす行為
と捉えてみたくなります。

なにかを作り出そうとするとき、
途中の段階では、アイデアが玉石混淆になり、
混沌とした状況になることがしばしばです。
その混沌の中から、本質を見つけ、
余計なものを削ぎ落としていく。
そこに、美しいものが立ち現れる。

デザインとは、そんな行為だ、
と捉えてみたいと思っています。

2008年2月18日月曜日

新聞のデザイン

私は某経済誌を購読していますが、
紙媒体としての新聞の紙面デザインについて、
以前から「こうなればいいのになー」と思っていることがあります。

一つは、紙面が半分くらいの大きさならなーということ。
もう一つは、二つ折り、四つ折りにしたときに、
折り目に文字が回り込まないようにレイアウトされていたらな、
と思っています。

たまに米国などに出張に行きますが、
朝、ホテルの部屋に配達された新聞を見ると、
日本の一般的な新聞より、紙面が随分細く、
コンパクトな感じです。

インターネットが一般化して、
ホームページ上にも紙面と同じような記事が掲載されるようになった頃、
大きすぎる紙面で、インクで指も汚れる紙の新聞は、
廃れていくのかな、と思ったこともありましたが、
今のところ、そうはなっていないようです。
だからこそ、新聞紙面のデザインに、
イノベーションが起こってほしいと思っています。

2008年1月5日土曜日

万年筆は、なぜか魅力的

万年筆を買ってみました。
鉛筆で有名なFABER-CASTELL社の万年筆を見つけて、
思わず衝動買いしました。
軸の部分が木製で太く、あたたかく柔らかい感触です。

万年筆は、古くからある筆記具ですが、
今でも使われ続けていますね。
ボールペンのほうが手軽なのは明らかですが、
なぜが万年筆も一本は持っていたいと思ってしまいます。



2008年1月3日木曜日

ハイブリッドカーというコンセプト

お正月早々、プリウスをレンタカーして、走ってみました。 

ガソリン価格が高騰している今日この頃ですが、
プリウスの燃費はさすがです。
250km走って、15リットルの給油ですみました。
それでいて、加速性能は十分な印象でした。

車内にあるモニターで、
非常に複雑な制御を行っている様子を見ることができるのですが、
エネルギーを無駄なく使おうとする、技術者の熱意が伝わってきます。

ガソリンエンジンとモーターのハイブリッドという駆動方式を、
トヨタが実用化して10年たちました。
最近ではすごい人気で、納車まで随分待たなければいけないという話も聞きます。
新世代ディーゼル、燃料電池車、水素自動車など、
車の動力に関するイノベーションへの努力が、着実に進んできているようです。
今、現実的な価格で実現可能な答えが、
ハイブリッドということなのでしょう。

今後の自動車は、どこまで進化するのでしょうか。
魅力的な車の登場を、心待ちにしています。