2008年2月19日火曜日

混沌の中から本質を削りだす

デザインという行為、
それを、美しく整えること、とだけ捉えることは、
もったいないかもしれません。

もう少し広く考えたとき、デザインとは、
混沌の中から本質を削りだす行為
と捉えてみたくなります。

なにかを作り出そうとするとき、
途中の段階では、アイデアが玉石混淆になり、
混沌とした状況になることがしばしばです。
その混沌の中から、本質を見つけ、
余計なものを削ぎ落としていく。
そこに、美しいものが立ち現れる。

デザインとは、そんな行為だ、
と捉えてみたいと思っています。