2015年12月27日日曜日

XF56mm F1.2 Rを購入

FUJIFILMのレンズ、XF56mm F1.2 RをX-T1用に購入。35mm判換算で85mm相当の焦点距離の中望遠レンズだ。F値は1.2の明るいレンズで、前玉(最前面のレンズ)がかなり大きい。

以前購入したXF60mmと合わせて中望遠を2本持つことになったが、60mmのほうはマクロレンズ(撮影距離範囲は26.7cmから)でF値2.4、56mmは明るいが(F1.2)撮影距離範囲は70cmからという個性があり、それぞれ使い分けできそうだ。
FUJINON XF56mm F1.2 R

2015年11月18日水曜日

Amazonプライムミュージックを試す

Amazonがプライム会員向けに、音楽聞き放題サービスPrime Music(プライムミュージック)を日本でも開始したということで、早速試してみた。

iPhoneやAndroid端末でも使えるそうだが、まずは自宅のMacBook AirにAmazon Musicアプリをインストールして、アンプ経由でスピーカーを鳴らしてみた。

用意されているプレイリストがかなりたくさんあり、好みの曲を流してくれるラジオ局のように使うことができる。ストリーミング再生がとてもスムーズなことや、Amazon Musicアプリが使いやすそうなことに、好印象をもった。

Amazon Musicアプリの設定の中にiTunesと連携させる項目があるが、いろいろごちゃつきそうなので、とりあえず連携はしないようにして使ってみることにしよう。

MacBook AirでAmazon Prime Musicを試してみる

2015年11月8日日曜日

カメラ用のストラップを選ぶ その2

X-T1を使うようになって1年ほど。その間、カメラのストラップはハンドストラップを使ってきた。これはこれで使いやすいのだが、街歩きのときに常に撮影しているわけでもなく、使わないときにはバッグにしまう必要があり、ややわずらわしいこともある。

首から下げるタイプの一般的なストラップ(X-T1にも付属していた)を使ってみたこともあるが、どうもしっくりこなかったためハンドストラップを使い続けていのだが、先日、肩から斜めがけするタイプの BLACKRAPID METROというストラップを購入してみた。

X-T1 XF23mm F1.4 1/150 sec. ISO 800 0EV
BLACKPAPID METRO

カメラの底についている三脚用のネジ穴に、このストラップの金具を固定し、左肩から斜めがけすると、右腰のあたりでカメラが上下逆さまにぶら下がることになる。上下逆さまなので、カメラの右グリップが前に向いており、右手でつかみやすいというところがミソのようだ。

使い方動画(BLACKRAPID社の公式YouTube)

2015年8月30日日曜日

Apple Musicの「ステーションを開始」はBGMとしてとてもいい

Apple Musicの機能の一つとして「ステーションを開始」というものがある。

なんらかの曲を検索して聞き始め、その曲が今の気分にマッチしていたとき、「ステーションを開始」することで、似た雰囲気の曲を次々と流してくれるという機能だ。

iTunes上で、曲名のすぐ右横にある三つの点が表示されている部分がある。そこをクリックすると現れるメニューの中に、「ステーションを開始」があるので、それを選ぶだけだ。

「ステーション」というのは、おそらく「ラジオステーション(自分好みの局をかけてくれるラジオ局)」ということだろう。「最初の曲をヒントとして、自分好みの曲をかけてくれるラジオステーションを開始する」という意味かもしれない。

この機能を知って早速使ってみると、かなりの高い確率で好みの曲が流れ続けてくれるので、BGMとしてとてもいい感じだ。もしちょっと違うと感じる曲が流れてきたら、スキップすることもできる。

雨の週末に読書でもしようと思ったとき、うってつけのBGMになってくれる。話題の芥川賞受賞小説を読んでいるときにも、心地いい音楽を流し続けてくれて、一気に読み終えることができた。

2015年8月14日金曜日

Apple Musicを使い始めたらCDを買いたくなった

Apple Musicが無料お試し期間中ということもあり、この1ヶ月ほど、とくに帰宅後の夜に自宅で音楽を聴くことが急に増えた。

無料期間が終わっても月額980円という金額であれば、かなりリーズナブルだという印象だが、何曲聞いても定額制という課金システムになると、聴く側の自分の意識が大きく変わることに気づいた。

CDを買う時、またはiTunes Storeで1曲ごとに数百円でダウンロードしようとするときには、吟味した上で購入していたが、定額制の場合、かなり気楽な気分で「検索しては試聴」という繰り返しになる。今、聴きたい曲をかけられるジュークボックスを手に入れた、という感じだ。

これまでのところ、Apple Musicに対しては概ね好印象で、無料お試し期間が終わっても使い続けようとは思っている。

そう思ってはいるのだが、サービスが始まってまだ間もないこともあり、不具合がいろいろあるようだ。私の場合、iCloudミュージックライブラリをオンにすると、プレイリストが重複したり、アップロードがいつまでたっても終わらなかったりという状況になり、今はオフにしている。

iCloudミュージックライブラリをオフにしていても、自分のiTunesライブラリ内の曲を聴くことには何も困らないのだが、Apple Musicの膨大なライブラリの中から曲を検索して、お気に入りの曲が見つかったとき、それを自分で作ったプレイリストに登録しようとすると、それができない。Apple Music内の曲をプレイリストに登録するためには、なぜか、iCloudミュージックライブラリをオンにしておく必要がある。

この辺の仕様は、近い将来よい方向に変わってくれることを願うばかりだ。

ところで、Apple Musicに限らず、定額制の音楽サービスを自分が使い始めたら、CDを買うことはなくなるだろうと思っていたのだが、実際はそうではなかった。Apple Musicで検索したり、おすすめ曲を聞いたりしているうちにそのCDを買いたくなり、結局購入してしまった。

月額980円で、膨大な曲数の中から検索して聴くことができる、という価値は十分魅力的で、今後もApple Musicを有料でも使ってみようと思っているのだが、ネット接続の混雑状況やサーバー側のトラブルの可能性、望まない方向の仕様変更など、自分ではコントロールできない要素が多く、音楽の入手先のすべてをApple Musicに(あるいは別の音楽サービスだとしても)頼るわけにはいかない、という気分になる。

「これは!」と思う曲にApple Musicで出会った時、それはCDでも買っておく、というやり方が、今現在では安心できるやり方かもしれない。


Spotifyの日本でのサービスがなかなか始まらないが、Apple Musicを契機に、そろそろ始まってほしいものだ。

2015年6月7日日曜日

Windowsキー + X でなんとかなる

Windows 8.1のPCを使い始めて2ヶ月あまり。

20年前に登場したWindows 95以来、Windows PCを使う時にはスタートメニューさえクリックすれば、起動したいアプリケーションや、やりたい操作にたどり着ける、という安心感があったが、Windows 8の登場でスタートメニューが無くなり、それは8.1でも同様のようだ。

購入したWindows 8.1 PCを箱から出し、セットアップを終えて「さて使ってみるか」と、かつてスタートメニューを表示するためのスタートボタンがあった画面左下のWindowsアイコンをクリックしてみると、タッチパネル用にデザインされた「スタート画面」が表示され、その先の操作に迷うことになった。

歯車のアイコンをクリックして設定画面を開いてみたが、慣れ親しんだコントロールパネルは表示されず、「どうしたものか」と思案することになった。画面をよく見渡してみると、「PC設定」画面の左下に、遠慮がちに「コントロールパネル」とやや小さめのフォントで書いてあった。そこをクリックすると、見慣れたコントロールパネルが表示され、ほっとするといった感じであった。

そろそろ提供が開始されるWindows 10では、スタートメニューが復活するということなので、すぐにアップグレードしたいところだが、それまでは、

Windows キー + X

というショートカットキーを多用することになりそうだ。Windows 8.1では、左Altキーの左にあるWindowsアイコンのキーと、Xキーを同時に押すことで、以下のようなメニューが出てくる。

Windowsキー + Xを押すと現れるメニュー

まさに便利なメニューが出てきてくれる。コントロールパネルだけでなく、タスクマネージャーやデバイスマネージャー、ディスクの管理やコマンドプロンプトまで、簡単に起動できるメニューになっている。Windows 7やそれ以前の従来のWindowsでもこのメニューが出てきてほしいくらいだ。

Windows 10の提供開始日が、2015年7月29日になったということなので、3月後半に購入したWindows 8.1を使う期間は4ヶ月ほどで終わりになりそうだ。このショートカットキーを使う期間もそれまでかもしれないが、Windows 10ではこのショートカットキーがどんな機能に割り当てられるのか、興味があるような、ないような気分である。

2015年5月1日金曜日

夕暮れのコントラスト

4月の最終日、芦ノ湖畔にて。

X-T1 XF23mm F7.1 1/420 sec. ISO 800 +1/3EV
右下に富士山

2015年4月4日土曜日

Windows PCを10年ぶりに購入

自宅では、ここ数年Mac中心のPC環境であったが、久しぶりにWindows PCを購入してみた。Windows PCが自宅で必要かどうかは不明だが、Windows 8.1をほぼ触ったことがないという事実が、10年ぶりの購入となった動機かもしれない。

Windows PCを「よし買おう」と思ったのが3月はじめだったが、そのとき、「どれを買えばいいのか」という問題に直面した。選択肢が多すぎる。

Windows 8.1を触ることが主目的なので、Surface Pro 3あたりかなとも思ったが、もともと使い倒すつもりでもない目的のために買うとなると、少し価格が高いように感じられた(そりゃそうだ)。Windows 8.1は使ってみたいが、「タッチパネルで使いたいのか?」と自問自答すると、「それはiPadでいい」と思えてきたので、通常のノート型(タッチなし)のものから選ぶことにした。

数あるPCメーカーの中からどこを選ぶのかという次の問題もあったが、とくに検討もせず、昔から馴染みがあるThinkPadに決めて、lenovoの公式サイトからE450というモデルを少しだけカスタマイズして購入した。

Macを購入するときと同様、キーボードはUS配列を選んだ。30年以上前に初めて使った8bitパソコン(シャープのX1という機種)が、たまたまUS配列(当時はASCII配列と呼んでいた)だったため、それ以来使い続けていることになる。

US配列では、Shift + 2の位置に@マークがある

幸い、ThinkPad E450のカスタマイズ項目でUSキーボードも選択でき、8GBのメモリやフルHD液晶パネル、マイクロソフトOffice 2013(Home & Business Premium)もつけて65,000円程度という値段に落ち着いた。円安の時期にしては、かなり安く収まった感がある。CPUをi5やi7でなく、Core i3 1.7GHzにしたことも、価格に効いているかもしれない。

今回、ハードディスクを少しめずらしいスペックのものにしてみた。理想的には512GBのSSDが欲しいところだが価格が跳ね上がってしまうので、一般的な500GBのHDDでいいかなと思っていたのだが、HDDとSSDのハイブリッドである「SSHD」を選んでみた。

私が選んだものには、500GBのHDDと8GBのSSDが内蔵されている。ドライブとしてはひとつと認識されるので、ユーザーが意図的にSSD側だけを使うことはできないが、おそらく、よくアクセスされるファイルがSSD側にキャッシュされていくような制御が内部で行われているのだろう。


このPCの購入手続きをしている頃、Windows 10が今年の夏頃発売になるというニュースがあった。8.1からは無料アップグレードできるということなので、それまで8.1での使い勝手を楽しんでみようと思う。

2015年2月11日水曜日

手に持つカメラが意識させてくれる風景

カメラを片手に街を歩いていると、普段は見過ごしている風景を、被写体として意識することができる。

カメラを持って歩いていなければ、おそらく出会えなかった風景をひとつ、記録することができた。

X-T1 XF23mm F5.6 1/160 sec. ISO 800 0EV
表参道から路地を入った辺り

2015年1月28日水曜日

レンズフードを購入

X-T1で常用しているレンズ(FUJINON XF 23mm)用にレンズフードを購入。カメラを持って歩いていると、建物の出入り口などの狭い場所を通る時に、レンズの先端をぶつけそうになることがあり、その保護のために購入してみた。

レンズフードの本来の役割は、不要な光がレンズに入ってこないようにさえぎることのようだが、XF 23mmに付属しているフードはその本来の機能を実現するためか、かなり大きく、日常のスナップで持ち歩くにはすこし大げさに見えてしまう感覚があり、まだ使っていない。

今回購入したレンズフードはかなりコンパクトで、持ち運びにも違和感がなさそうだ。小さいとはいっても、レンズをぶつけてしまうような場合には、プロテクターとして機能してくれることを期待することにしよう。

X-T1 XF60mm F5.6 1/20 sec. ISO 6400 0EV
F-Foto クラシックメタルレンズフード ブラック 62mm

2015年1月17日土曜日

タイトル付きの風景

X-T1 XF23mm F5.6 1/170 sec. ISO 200 0EV
ふと見上げると、風景にタイトルがついていた

X-T1のブラケティング撮影で手軽にフィルムシミュレーション

X-T1を購入してからすぐ、写真の色合いを決めるフィルムシミュレーションの設定は、もっとも鮮やかなVelviaを選んでいる。
多くの場合、この設定で好みの色合いになっていると感じているのだが、ある時、RAW画像(撮像素子から得られた生データ)と、Velviaのフィルムシミュレーションが施されたJPEG画像を見比べた時、RAW画像のほうが好みの色合いになっている写真があることに気づいた。

こうなると、すべての撮影でRAW画像も保存して、あとから設定を加えて(現像というらしい)好みの色合いに仕上げるということをしてみたくなるが、設定できるパラメーターの組み合わせを考えると気が遠くなってしまう。

色合いが異なる写真を手軽に撮影するために、ブラケティング撮影で3種類のフィルムシミュレーションを同時に撮影することにしてみた。

ブラケティング撮影というのは、X-T1の場合、設定を変えた3コマの写真を同時に撮影してくれる機能で、変化させる設定は、露出/ISO感度/フィルムシミュレーション/ダイナミックレンジ/ホワイトバランスのいずれか一つを選ぶことができる。

今回、いくつかの色合いを試してみたかったので、フィルムシミュレーションのブラケティング撮影の設定をしてみた。選べる設定は3種類なので、
Velvia
CLASSIC CHROME
MONOCHROME
を選んでみた。

撮影してみると、かなりメリハリのある違いがあり面白い。Velviaの鮮やかな色合いが好ましい写真もあれば、CLASSIC CHROMEの落ち着いた発色がしっくりくる写真もある。MONOCHROMEで魅力を再発見するカットもあり、しばらくこの設定でブラケティング撮影を楽しんでみることにしよう。

X-T1 XF23mm F1.4 1/80 sec. ISO 2500 0EV
冬の夜の日本橋。Velviaでフィルムシミュレーションした写真は、少し華やいで見える。

X-T1 XF23mm F1.4 1/80 sec. ISO 2500 0EV
CLASSIC CHROMEでフィルムシミュレーション。冬の寒さを感じる落ち着きある色。

X-T1 XF23mm F1.4 1/80 sec. ISO 2500 0EV
MONOCHROMEも味わいがある。

2015年1月4日日曜日

カメラを持つと景色が変わる

いつもの近所の道でも、買ったばかりのカメラを持って歩くと、景色が変わって見えてくる。

興味深い被写体を見つけた時、とにかく何か撮ってみたい時、シャッターの心地いい感触とともに、目の前の風景を切りとっていく。

X-T1 XF23mm F1.4 1/100 sec. ISO 200 0.7EV
焼きたての今川焼きで暖をとる

2015年1月2日金曜日

2本目のレンズは中望遠

ひと月ほど前に購入したX-T1用に、2本目のレンズを購入。今回は、XF 60mm F2.4 R Macroという機種を選んだ。

35mm 判換算で91mm相当の中望遠レンズなので、最初に購入したXF 23mm(準広角)と比べて、かなりの画角の違いを感じる。

23mm(35mm判換算35mm)の画角に慣れた目で街の風景を眺めながら、60mmのレンズを付けたX-T1を被写体に向けると、写そうと思った範囲がまったく入りきらない。iPhoneでの撮影も含めて、寄って撮るクセがついてしまっているのかもしれない。このレンズの場合、今の自分の感覚で「ちょっと遠いかな」と感じた被写体にちょうどいいのかもしれない。

複数のレンズが手元にあると、このレンズで何を写そうかという意識も加えながら、被写体を探す目が鍛えられそうだ。

IPhone6 4.15mm F2.2 1/30 sec. ISO 50 0EV
X-T1 with XF 60mm