「かわいい」という言葉が、海外に進出しつつあるようです。
特に、ファッションの世界で、
日本の女子の着こなしが、
注目されているようです。
ゴスロリ(ゴシック・ロリータ)という、
少し前のメイド喫茶ブームとも重なるサブカルチャーが、
欧米の女子に受け入れられている、
という現象が起きています。
欧米の伝統あるファッションショーでは、
今でも、長身細身のモデルたちが、
すまし顔でキャットウォークを闊歩する、
というスタイルが、随分昔から続いています。
一方日本では、
東京ガールズコレクションに代表されるように、
キャットウォークをスキップしながら、
笑顔を振りまき、
それを見ている観客たちが、
携帯で、今モデルが着ている服をリアルタイムで注文する、
という時代になっています。
どちらがいいか、ということはわかりませんが、
日本で生まれつつある潮流が、
今の時代の先端にある気がします。
欧米のセンスある若者たちは、
それに気がつき始めている、と言えるかもしれません。
従来の価値観や権威にとらわれず、
好きなモノ・コトを好きだと言える、表現できるパワー
を感じることができる現象の一つではないでしょうか。