2015年6月7日日曜日

Windowsキー + X でなんとかなる

Windows 8.1のPCを使い始めて2ヶ月あまり。

20年前に登場したWindows 95以来、Windows PCを使う時にはスタートメニューさえクリックすれば、起動したいアプリケーションや、やりたい操作にたどり着ける、という安心感があったが、Windows 8の登場でスタートメニューが無くなり、それは8.1でも同様のようだ。

購入したWindows 8.1 PCを箱から出し、セットアップを終えて「さて使ってみるか」と、かつてスタートメニューを表示するためのスタートボタンがあった画面左下のWindowsアイコンをクリックしてみると、タッチパネル用にデザインされた「スタート画面」が表示され、その先の操作に迷うことになった。

歯車のアイコンをクリックして設定画面を開いてみたが、慣れ親しんだコントロールパネルは表示されず、「どうしたものか」と思案することになった。画面をよく見渡してみると、「PC設定」画面の左下に、遠慮がちに「コントロールパネル」とやや小さめのフォントで書いてあった。そこをクリックすると、見慣れたコントロールパネルが表示され、ほっとするといった感じであった。

そろそろ提供が開始されるWindows 10では、スタートメニューが復活するということなので、すぐにアップグレードしたいところだが、それまでは、

Windows キー + X

というショートカットキーを多用することになりそうだ。Windows 8.1では、左Altキーの左にあるWindowsアイコンのキーと、Xキーを同時に押すことで、以下のようなメニューが出てくる。

Windowsキー + Xを押すと現れるメニュー

まさに便利なメニューが出てきてくれる。コントロールパネルだけでなく、タスクマネージャーやデバイスマネージャー、ディスクの管理やコマンドプロンプトまで、簡単に起動できるメニューになっている。Windows 7やそれ以前の従来のWindowsでもこのメニューが出てきてほしいくらいだ。

Windows 10の提供開始日が、2015年7月29日になったということなので、3月後半に購入したWindows 8.1を使う期間は4ヶ月ほどで終わりになりそうだ。このショートカットキーを使う期間もそれまでかもしれないが、Windows 10ではこのショートカットキーがどんな機能に割り当てられるのか、興味があるような、ないような気分である。