自宅では、ここ数年Mac中心のPC環境であったが、久しぶりにWindows PCを購入してみた。Windows PCが自宅で必要かどうかは不明だが、Windows 8.1をほぼ触ったことがないという事実が、10年ぶりの購入となった動機かもしれない。
Windows PCを「よし買おう」と思ったのが3月はじめだったが、そのとき、「どれを買えばいいのか」という問題に直面した。選択肢が多すぎる。
Windows 8.1を触ることが主目的なので、Surface Pro 3あたりかなとも思ったが、もともと使い倒すつもりでもない目的のために買うとなると、少し価格が高いように感じられた(そりゃそうだ)。Windows 8.1は使ってみたいが、「タッチパネルで使いたいのか?」と自問自答すると、「それはiPadでいい」と思えてきたので、通常のノート型(タッチなし)のものから選ぶことにした。
数あるPCメーカーの中からどこを選ぶのかという次の問題もあったが、とくに検討もせず、昔から馴染みがあるThinkPadに決めて、lenovoの公式サイトからE450というモデルを少しだけカスタマイズして購入した。
Macを購入するときと同様、キーボードはUS配列を選んだ。30年以上前に初めて使った8bitパソコン(シャープのX1という機種)が、たまたまUS配列(当時はASCII配列と呼んでいた)だったため、それ以来使い続けていることになる。
US配列では、Shift + 2の位置に@マークがある |
幸い、ThinkPad E450のカスタマイズ項目でUSキーボードも選択でき、8GBのメモリやフルHD液晶パネル、マイクロソフトOffice 2013(Home & Business Premium)もつけて65,000円程度という値段に落ち着いた。円安の時期にしては、かなり安く収まった感がある。CPUをi5やi7でなく、Core i3 1.7GHzにしたことも、価格に効いているかもしれない。
今回、ハードディスクを少しめずらしいスペックのものにしてみた。理想的には512GBのSSDが欲しいところだが価格が跳ね上がってしまうので、一般的な500GBのHDDでいいかなと思っていたのだが、HDDとSSDのハイブリッドである「SSHD」を選んでみた。
私が選んだものには、500GBのHDDと8GBのSSDが内蔵されている。ドライブとしてはひとつと認識されるので、ユーザーが意図的にSSD側だけを使うことはできないが、おそらく、よくアクセスされるファイルがSSD側にキャッシュされていくような制御が内部で行われているのだろう。
◇
このPCの購入手続きをしている頃、Windows 10が今年の夏頃発売になるというニュースがあった。8.1からは無料アップグレードできるということなので、それまで8.1での使い勝手を楽しんでみようと思う。