2013年8月19日月曜日

デジタルサイネージに表示してほしいもの

デジタルサイネージ(digital signage 電子看板)を駅や街頭で見かけるようになってきたが、その多くは広告を表示しているようだ。品川駅の高輪口から港南口へ抜ける通路の柱にはデジタルサイネージが連なっており、初めて見たときは圧倒された。

ところが、そこに何の広告が表示されていたかを思い出すことができない。「圧倒的な迫力」という感覚だけは残るが、そのコンテンツまで意識が及ばないという感じだ。見ている間に表示内容が次々と変わっていくことも、その理由かもしれない。記憶に残るためには、迫力よりもそのとき必要だと思う役に立つ情報や、いつ見ても同じ情報(例えば何年も同じ場所に掲示してある老舗和菓子店の広告とか)が表示されていることが重要なのだろう。

先日、福岡の太宰府を訪れた際に乗り換えた西鉄二日市駅のホームで、下の写真のような行き先表示板を見かけた。駅の行き先表示板といえば、天井からつり下げられた横長の表示板をよく見かけるが、こちらはホームの中央で目の高さに設置してあった。これがとても見やすく感じた。慣れない駅で、乗り換えホームの場所を分かりやすく示してくれている。

今欲しい情報を目の高さで。

内容が広告であっても、見る人にとってそれがタイムリーで見やすいものであれば、広告の効果は高まるだろう。最近は、コーヒーショップなどの店先で、黒板のメニュー代わりに小型のデジタルサイネージで写真入りのメニューを表示している場所も見かける。「この店にしようかどうか」という人にとって、それはじっくり見る対象となりえる。

西鉄二日市駅のデジタルサイネージ(電光掲示板と呼んだほうがいいかもしれない)

2013年8月18日日曜日

美味い牛肉をいただく

神戸の三宮界隈を久しぶりに訪れ、北野の異人館や元町を散策した後、神戸牛ステーキの店でランチをとった。

「神戸といえば神戸牛の鉄板焼き」というイメージが以前からあり、たまに訪れた時に食べることを楽しみにしている。

今回あまり下調べもせずに訪れ、Google Mapで「三宮 ビーフ」と検索してみたところ、評判の良さそうな店が見つかった。

「神戸牛ランチ」というそのものズバリのメニューを選び、焼き加減はレアでお願いした。熟練のシェフの手で目の前の鉄板で焼かれた神戸牛を口にすると、「牛肉ってこんなに美味かったんだ」ということを思い出した。そして肉だけでなく、それにつける塩も美味かった。

素材の良さとシェフの腕前がなせる味に出会うことができた一日となった。

神戸ステーキishida 三宮店にて