2012年8月31日金曜日

宇宙を感じて暮らす

地球も人間も、宇宙の一部。目の前にあるアレもコレも、自分自身も宇宙の一部。

宇宙に関する情報に触れると、視野が少し広がったと感じることができる。iPadには、NASAの公式アプリを入れて火星探査の様子を見てみたり、テレビ番組を録画するHDDレコーダーには、番組を自動録画するためのキーワードとして「宇宙」を登録してあり、録画された宇宙に関する番組を見ることも楽しみの一つになっている。

人間の尺度から見れば、宇宙はあまりにも広大だ。一方で、先日ニュースで話題になったヒッグス粒子などの素粒子の世界は、あまりに小さい。大きすぎたり小さすぎたり、どちらも人の想像力の限界を超えてしまいそうだ。

一つ思うのは、大きいとか小さいという感覚は、人間の尺度から見てそう感じるだけだということ。宇宙の創造主がいるとしたら「自分の尺度で判断するとは、おろかなことだ」と言われてしまうかもしれない。

質量の起源とされているヒッグス粒子と、その他の素粒子との間の相互作用。地球と月の相互作用。さらには、太陽やもっと遠くの恒星や銀河同士の相互作用。人間の目から見ればあまりに違うスケールの事象だが、それらはすべて、この宇宙の中でつながっている一連の関係に過ぎない。今の状態とは、過去という初期状態からの必然の結果であり、未来への新たな初期状態を再設定しているだけなのかもしれない。

宇宙のスケールで捉えれば、目の前のことを、それが困難なことであったとしても、冷静に見つめることができるかもしれない。

月は宇宙を感じる身近な存在

2012年8月30日木曜日

完璧な朝食

たまの休みにちょっとした旅行に行った時、ホテルで食べる朝食を楽しみにしている。

ここ数年は、箱根の芦ノ湖畔にある山のホテルに年に一度訪れている。このホテルのレストランは夕食ももちろん美味しいが、シンプルな朝食がとても印象に残っている。

数年前にはじめて訪れて朝食を食べたとき、「完璧な朝食」という言葉が浮かんだ。今食べているのは、まさに完璧な朝食なのではないかと思ったのだ。

「最高の」とか「贅沢な」という形容ではなく、「完璧な」という言葉が浮かんだのは、「足るを知る」という意味での完璧さを感じたからかもしれない。

ちなみにこの朝食は、卵の焼き方を選べる。私はいつもふわふわのプレーンオムレツを頼む。ソーセージかベーコンも選べるので、それはその時の気分で選んでいる。

天気がいい時は、テラス席から眺める芦ノ湖の風景も、完璧な朝食の一部になってくれる。

「山のホテル」の朝食

2012年8月29日水曜日

辞書をひく

知らない言葉に出会ったとき、辞書をひくことにしている。

今はiPhoneにインストールしてある大辞林ロングマン英和をよく使う。いつでもどこでも使えるのでとても便利だ。

Mac上でWebなどの記事を読んでいる時には、OSに標準で入っている辞書アプリケーションが使える。Windowsでは、20年近く前に購入したBookshelfという辞書アプリを今でも使っている。

先日テレビ番組の中で「和敬清寂」という言葉が映り、早速iPhoneの大辞林でひいてみたところ、「わけいせいじゃく。 茶道で重んじられる精神。和敬は茶会において、主客がもっぱらとすべき精神、清寂は茶室・茶庭・茶器など全般に備わるべき精神をいう」とあり、茶道と関係した言葉であることを知った。

通常の国語辞典だけでなく、類義語辞典もたまに使うことがある。例えば「たまに」の「たま」を調べてみると、「時には」「時々」「ちょいちょい」「ちょくちょく」などが表示されてきて面白い。「たま」は「偶」と書くこともわかる(今ひいてみて知った)。

iPad上のKindleで洋書を読んだりするときには、単語を指で選択するだけで辞書をひくことができて、モーレツに便利だ。

電子デバイスで辞書をひくことができるようになって、紙の辞書はあまり使わなくなってしまったが、特に目的を定めずに辞書のページをめくることも楽しいひとときだ。「偶には」紙の辞書も開いてみようと思う。

Kindle for iPadの英和辞書

2012年8月28日火曜日

都バスで周遊

自宅近くのバス停から、特に目的地を決めずにバスに飛び乗ってみる。

都バスは一回の乗車あたり200円均一料金(東京23区内)だが、一日乗り降り自由の一日乗車券を500円で購入できる。

一日乗車券があることは知っていたが、バスの営業所など、どこかに買いに行かなければいけないと思い込んでいた。ところが、今はバスに乗車するときに「一日券で」と運転士に一声かければ、PASMOだけでOKなことを最近知った(都バスIC一日乗車券と呼ぶらしい)。一日券情報が一度PASMOに書き込まれれば、同日の二度目以降の乗車時は料金箱にタッチするだけでよい(二度目以降は運転士にいちいち言わなくてよい)。

何度乗っても追加料金がないので、車窓にちょっと気になる風景を見かけたら、次のバス停で気軽に降りられるし、少し歩いた後でまた後続のバスに乗り直すことも簡単だ。

先日渋谷駅から「池86」という池袋駅行きに乗ってみた。このバス路線は、明治通りをグイグイ走って行く路線で、渋谷駅東口から新宿3丁目あたりまでは見慣れた風景の中を走って行ったが、新宿を過ぎてさらに北に向かい始めると、その辺りは今まで一度も行ったことの無い場所だったことに気づき新鮮な気分だった。

PDFの路線図をiPadに入れておき、車内でちょくちょく眺めて次の乗り換え路線を探しながら周遊してみるのも面白い。

「次とまります」

2012年8月27日月曜日

図書館で過ごす休日の午後

休日午後の図書館。

のんびり派と熱心な勉強派が同居した雰囲気のなかで、静かに過ごす時間が大切に思える。

休日によく行く図書館は、東京都立中央図書館。有栖川公園の静かな森の中に、立派な建物がある。土日祝日も午後5時半まで開いていて便利だ。

書架の間を歩きながら、目に留まった本を開いてみる。そこでしか出会えない知識と感じたら、近くの閲覧席に座り、しばしページを繰ってみる。それが心地いい。

何度足を運んでも、このひとつの図書館の蔵書でさえ、すべてに目を通すことはできない。それが頼もしい。

目を通して気に入れば、自宅の蔵書として書店で購入することにしている。書店といっても、書名がわかっていればiPhoneからAmazonで購入することがほとんどだが。

図書館に行ったら、その中の食堂にも行ってみる。リーズナブルな値段で定食などが食べられることが多い。都立中央図書館の食堂は5階にあり、窓からの眺めもいい。

そういえば学生時代、渋谷区立中央図書館に通っていたことがある。原宿竹下通りの途中にある路地を進んでいったところにある図書館だ。ここの地下にも食堂があり、何度も昼食を食べた記憶がある。

渋谷区立中央図書館をWebで調べてみたところ、2年前に建て替えたそうで、当時の記憶とはまったく違う建物の写真が載っていた。いささか寂しいと思う反面、新しくなったこの図書館に今度行ってみようとも思う。

東京都立中央図書館 5階食堂からの眺め

2012年8月15日水曜日

スタバのFree Wi-Fiサービスはいい感じ

iPhoneやiPadで使えるソフトバンクの無料Wi-Fi(0001softbank)は、スターバックスも含めて使えるところが広がっているが、スタバで新たに無料Wi-Fiサービスが始まった。

これで手持ちのMacBook AirからもWi-Fi接続ができるようになり、とても便利になった。回線速度もかなりいい感じだ。

昨年1年間WiMAXルーターを使っていたが、思ったほど使用頻度があがらなかった。いざ使いたいときにエリア外だったり、エリア内の時は他の手段もあったりという感じであった。3Gのルーターにすれば、エリアの問題はほとんどなくなるが、速度がイマイチということもあり、費用対効果も考えるとWi-Fiルーター選びはなかなか難しい時代なのかもしれない。

スターバックスのFree Wi-Fiサービス: http://starbucks.wi2.co.jp/pc/index_jp.html